国循官製談合事件 判決速報
国循サザン事件-0.1%の真実-無罪を訴える桑田成規さんを支援する会Nです。
判決が終わりました。本日は傍聴席に入りきらないかもしれないという裁判所の判断で、初めて「傍聴希望の方は2列にお並びください」と張り紙が出て、関心の高さが伺えました。
9時38分、テレビ用の収録後開催された判決。
高橋さんは2年6ヶ月、桑田さんは2年の懲役、どちらも4年の執行猶予で有罪。
まさしく「不当判決」でした。
取り急ぎ、速報としてアップいたします。
国循官製談合事件の判決が意味すること
2014年12月逮捕・起訴、2016年4月初公判、2017年12月結審、2018年3月判決。
あまりにも長い「国循官製談合事件」の判断が下されました。
結果は求刑2年のところ、懲役2年、執行猶予4年の不当判決。
桑田さんと弁護団は即日控訴いたしました。
白鳥判決は何処へ
今回の判決理由の中にも「推認」という言葉が出てきました。
やはり、公訴事実1にある桑田さんがダンテッックの高橋さんにメール添付で送ったとされる体制表について、3月19日(入札当日の朝)出社時に机の上に置いてあったと主張する桑田さんと、置いてあったかどうかを誰もみていないというところで食い違っていました。
弁護側の主張する、2箇所のホッチキス痕についても証拠としては認められませんでした。
判決理由では、桑田さんが契約係の係長に最新の体制表を依頼したことさえ信用できないとし、要するに
疑わしきは罰せず
ではなく
疑わしきは可能性ありで有罪
という、全く正反対の判決がなされています。
閉廷後の弁護人コメント
法廷より退出した弁護人を多数の記者が囲みましたが「コメントは本日中に出しますので」としながらも、諦めない取材陣に対し開口一番
呆れてものも言えない。今日のようにひどい判決はこれまで記憶にない
と、怒りをあらわにされました。
先日よりミニセミナーや個別取材で、ある程度事件の内容を理解している記者さんもおられ、相次いで質問が行われました。
弁護人は後にコメントをだしますので、としながらも
桑田さんはそんな人じゃないんですよ!
阪大に残れば教授になれたものを、国循のために身を呈して電子カルテ導入を始めとするシステムをよくしてきたのに
と声を大にして訴え、その言葉は記者をはじめ、その場にいた人たちの心を動かしたにちがいありません。
最後にも
こんなことが認められたら、日本の高度医療はストップしてしまいますよ。少しでも新しいことに挑戦しようとすれば「公正を害する」と言われ、医療の発展に支障をきたしますよ
と強い口調で伝えました。
今回の判決、判決理由を聞いた支援者Nの感想は「司法に正義はないのか」ということ。
そして公判の全てを聞き、見てきたものとして、どのような力が働いたらあのような判決文、判決理由になるのだろうか?と、そちらも気になりました。
これまでブログを読んでいただいたり、TwitterやFacebookでご支援してくださった全てのみなさまに感謝いたします。
これからも、0.1%の真実を伝え、今回の不当判決を覆すべく支援する会も全力で桑田さんを応援してまいりますので、どうぞみなさまのお力、応援をよろしくお願いいたします。
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国循サザン事件についての解説動画は、以下の再生リストで最初からご覧いただくことも可能です。
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公判を傍聴するたびに、0.1%を証明する真実が見えてきます。
ぜひご一緒に、その真実を確かめてください。