動画配信【国循官製談合事件の解説】桑田さん解説その20
国循サザン事件-0.1%の真実-無罪を訴える桑田成規さんを支援する会です。
これまでこちらのブログで公判の傍聴録や、桑田さんご自身の解説などを公開してまいりましたが、2018年3月に予定されております判決まで、動画配信も併せて行うことにいたしました。
支援する会からご質問をさせていただき、桑田さんご自身に経緯や解説、桑田さんのみが知る真実などを語っていただきます。
今回桑田さんが逮捕・起訴されることになった事件について、みなさまにも「真実はどこにあるのか」を考えていただき、引き続きご支援をお願いできればと思います。
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国循官製談合事件(国循サザン事件)解説その20
以下に記事全文を掲載いたします
《赤川》私が支援する会として関わらせていただくようになって、最初に伺ったことで1番印象的だったのは、ないことを証明することがこれほど難しいことか、ということをおっしゃったことなんです。たしかに24時間365日カメラが付いて監視してるというような状況で生活はしていないなかで、非常に難しいことなんだなというふうに思ってはいるんですけれども、桑田さんもそのへんについては何か思うことがありますか?
《桑田》そうですね、今回、本当に私の内面に関する立証が多かったですけども、初めの入札でいうと、体制表を送ったのが故意だったかどうかということは、本当にカメラが付いていてもわからない話だと思うんですね。もし、何か故意であったという証明があるとすれば、それは1つの書類なり証言なりがでてくればそれで証明ができるわけですけど、故意でないというためには、あらゆる可能性すべてを尽くして、どれもないと、全くない、ということを証明しなくてはいけないので、本当に難しい、というか無理なんですね。いわゆる悪魔の証明と言われるものなのです。
だから、やっただろう/やってないという応酬をですね、検事と被告人、当時被疑者でしたけど、やっていくなかで、やってないことをどうやって検事にわかってもらえばいいのかなということを、本当に考えたんですね。行き着くところは、結局、もし私がやったとすれば、故意であったとすれば、こういう行動は取らないはずでしょう、といったところで証明していくしかないということなんですね。
だから、入札1でいえば、わざわざ見積書を持ってるのに、なんで体制表を送るんですかと。そんなことするはずがないでしょうと。ダンテックさんに肩入れして送ったというならそうでしょうと。そんなことをずっと主張していたんですけども、検察はそういったことは見ないんですね、評価しない。とにかく私が故意であった、故意にやったということを見つけようとして、一所懸命、証拠を調べているわけなんです。
蛇足になりますけど、取り調べの最中は、検事がメモを取ってるんですね。しかも、たぶん後で消すんだと思うんですけど、鉛筆と消しゴムを用意してですね、白紙の上に色々書いているのが見えるんですけど、私がちょっと有罪方向に触れるような話をすると、一所懸命、鉛筆を走らせる。
かたや、さっき言ったように、いや故意でないですよと、なぜならこうじゃないですか、という話をしてる時は全くメモを取らない。だから検察官の態度っていうのももちろんありますけども、そもそも構造的に、ない、やってないということを証明するのは本当に難しいことだなと。しかも、その「基本的にわかってもらえない」という立場が、被疑者であり被告人であるということで、そういう難しい戦いを強いられるというのが現実だなというのがよく分かりました。
《赤川》本当に最後に高橋さんも涙ながらに訴えておられたんですけれども、桑田さんにしても一所懸命仕事に打ち込んで真面目にやってきて、日常生活を送っていても、ある日突然起訴されるってことが起こり得るわけですよね。そのようなことは誰しもあることであって、こうやって見てくださっているみなさんにもいつ起こるかわからないっていうことであると思うんです。なので、こうしてお伝えするなかで知っていただいて一緒に考えていただければと思っているんです。
これから3月に判決が予定されています。あと2ヶ月ちょっとになるんですけれども、最後まで頑張って支援していけたらと思いますので、よろしくお願いします。
《桑田》はい、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
動画配信の公開を繰上げ、2018年1月21日(日)にその20までの公開いたしました。
動画は以下の再生リストで最初からご覧いただくことも可能です。
※判決は2018年3月16日(金)9時45分〜大阪地裁の予定です。
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桑田さんを支援する会では、桑田さんの冤罪をはらすべく動いています。
公判を傍聴するたびに、0.1%を証明する真実が見えてきます。
ぜひご一緒に、その真実を確かめてください。