経緯説明⑫~入札②(2013年度・国循情報システム運用・保守業務委託)

「国循サザン事件」の当事者・桑田さんが、そのときの実体験と真摯に向き合って、わかりやすくまとめられた文章です。

何回かに分けて、アップいたします。

 

前回のブログはこちら↓

経緯説明⑪〜入札価格での真っ向勝負のため、必要な情報を提供しただけなのに…

入札②(2013年度・国循情報システム運用・保守業務委託)

入札②は,入札①と同じ業務委託に関する,次年度の入札のことです。

ここで,私が,ダンテックの意見を踏まえて,入札②の現場の要求事項をとりまとめ,案として調達企画室に伝えたのは事実です。

しかし,その業務に関する現場の要求事項をとりまとめるためには,その時点で現場で起こっている問題点を明らかにし,その対応を検討しなければなりません。

そのために,現場の責任者である私が,現行業務を担当するダンテックから聞いた意見を元にして,新たな作業項目を追加したり,不要な作業項目を省いたりといった現場の状況に則した案を作成することは,コスト削減と業務最適化の観点から当然のことです。

逆に,コスト意識を持たず,かつ現場の状況を顧みず漫然と入札を行うことの方が,より非効率な業務を生み,税金の無駄遣いにつながることは明らかです。

 

続きはこちら 経緯説明⑬〜「現場管理」を仕事とする私と、「入札」を仕事とする調達企画室の違い

最初から全文通してご覧になるなら 経緯説明(桑田さんご本人自署)

 

「どうして“サザン事件”なの?」と思われた方は、こちらをご覧ください。

『サザン』のわけ