判決に対するコメントが発表されました

国循サザン事件-0.1%の真実-無罪を訴える桑田成規さんを支援する会Nです。

今回言い渡された不当判決に対し、桑田さんの弁護人高見秀一先生、我妻路人先生からコメントが発表されました。

 桑田成規さんに言い渡された判決に対するコメント

有実の人であればするはずのない行為がたくさんあること、そして有実の人 であれば当然しているはずの行為がないこと、この両方に目を瞑り、検察官が提 示した事実だけを抜き出して、その事実に証拠を恣意的に当てはめて、犯罪事実 を構成した判決である。
さらに、間違った経験則に基づく判断でもある。
桑田さんが国循で果たしたことで、国循の医師や、国循で治療を受けている患 者の方たちに、どれほど役に立つことをしたのか、その功績を全く理解していな い。

高度なことを仕様書で要求してはいけないとなれば、日本の高度医療機関の 医療水準は大きく後退してしまう。

医療情報システムを熟知しており、かつ大阪大学医学部附属病院や京都大学 医学部附属病院の医療情報システムを現に動かしている証人の証言を、一般論 に過ぎないかのように解釈していることも、明らかに恣意的である。裁判官の頭 の中にある経験則は、世の中の実態とあまりにもかけはなれている。

国循の事務方がミスで意見招請を行っていなかった事実を検察官が隠してい たことを、「隠していたとは言えない」とあえて述べるなど、あまりにも偏って いる。
裁判所の事実認定能力がないことに失望した。

我々は、裁判所に対して、ここまで失望させられたことは初めてである。
平成30年3月16日

弁護人 髙見秀一
弁護人 我妻路人

裁判所による検察のために書かれた判決

2016年4月の初公判から2017年12月の結審まで、証言台にたった方は11人、膨大な資料と、公判の準備のためにどれだけの時間が費やされたのか。

桑田さんがFacebook上に投稿された内容

刑事裁判が、検察による証拠解釈をそのままなぞり、形のうえで「被告の言い分を聞いた」とするための「大がかりな」手続きなのであるとするならば、それは裁判所の役割が形骸化しているということを意味します。

これって「税金の無駄遣い」というのではないでしょうか?

今日の判決理由のように、どんなに時間をかけても、何人の人が証言しても、検察の証拠以外に何も採用しないのであれば、

形のうえで「被告の言い分を聞いた」とするための「大がかりな」手続き

としか言えず、そしてそれは単なる税金の無駄遣いです。

そしてそこには、見えない力が働き、まるで99.9-刑事専門弁護士SEASONⅡの中のセリフのように

ええ判決せぇよ

と、無言の圧力がかかっているのではないかと思わざるを得ません。やはり「ドラマは真実より奇なり」なのでしょうか。

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高裁に控訴申し立て

今回の判決を不服とし、即日控訴されました。

まだまだ時間がかかりそうですが、真実を曲げるわけにはいかないのです。

それを許してはならないのです。

第二ラウンドも、どうぞよろしくお願いいたします。
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国循サザン事件についての解説動画は、以下の再生リストで最初からご覧いただくことも可能です。

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桑田さんを支援する会では、桑田さんの冤罪をはらすべく動いています。

公判を傍聴するたびに、0.1%を証明する真実が見えてきます。

ぜひご一緒に、その真実を確かめてください。