動画配信【国循官製談合事件の解説】桑田さん解説その8

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国循サザン事件-0.1%の真実-無罪を訴える桑田成規さんを支援する会です。

これまでこちらのブログで公判の傍聴録や、桑田さんご自身の解説などを公開してまいりましたが、2018年3月に予定されております判決まで、動画配信も併せて行うことにいたしました。

支援する会からご質問をさせていただき、桑田さんご自身に経緯や解説、桑田さんのみが知る真実などを語っていただきます。

今回桑田さんが逮捕・起訴されることになった事件について、みなさまにも「真実はどこにあるのか」を考えていただき、引き続きご支援をお願いできればと思います。

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 国循官製談合事件(国循サザン事件)解説その7


官製談合事件(国循サザン事件)解説その8

以下に記事全文を掲載いたします

赤川送られた体制表について故意であったかどうか。知っていながらその時の入札に関するものを桑田さんがわざわざ送ったのかどうかというところについて、そこが一番大きなところになるとは思うんですけれども、故意ではなかったということを桑田さんの方から証明するのに、ホチキスの痕まで出てきたと思うんですけれども、そのへんのことについて少しお聞かせ下さい。

桑田》自分自身、当然、自分のことなんでよくわかっているんですけれども、当然故意ではなかったんですね。それを客観的になにか証明できないかということで、いろいろ弁護士の先生とも相談して客観証拠を調べていたんです。そうすると、主なものとして2つ見つかりました。それを公判でお話をしました。

1つめは見積書っていうのが実は体制表とは別に、NECのものがすでに私の手元にあったんですね。見積って何かっていうと、さきほどいった運用と保守両方について非常に細かいデータ、人件費の単価であるとか、100以上ある機器の一個一個の見積の単価、当然合計の金額も出ているというようなものであって。そういう見積書をすでに私は持っていたんですね、2011年の12月の時点で持っていました。

ですので、それが手元にありながら、ほとんど役に立たない体制表だけを送るというのはどう考えてもそれはおかしいでしょうと。もし、私が高橋さんに肩入れしてダンテックに勝たせたいと思ったのであれば、当然その見積書も送るはずなんですね。けどそういったものは実際送っていないですし、送ったという証拠もまったく出てきていないということで、それは1つの私が故意でなかったという証明になるのではないかと。

もう1つは、さきほどおっしゃったホチキス痕の話なんですね。もともとは、その入札資料、3月16日の時点で私が受け取った時点であったものというのは、3枚組になっていて、A4横置きにした状態で左上に1箇所だけ、その3枚が留まっている状態でした

一方、私が3月19日に高橋さんにPDFでお送りした体制表を見ると、左上と右上に2箇所ホチキス痕があったんですね。これは明らかに私が入札資料を送ったのではない証明になるというふうに思いました。

というのはPDFにする作業というのは一回ホチキスを外す必要があるんですね。ですのでもし私が入札資料から送ろうと思ってpdfにするんであれば、左上に留まっていたホチキスを一旦外してスキャナにかけてPDFにする、それだけなんですよ。

それであればホチキス痕は1箇所、もともとついていた左上のはずなんですけど、なぜか右の上にもついているんですね。ということは、私がPDFにするためにスキャナにかける前に、誰かがそれを外してもう一度右に留めた。それを私が外してスキャンしたということになるんですね。

色々な状況、私が16日に会食に行かなくてはいけなかったとか、19日の朝に送信したのですが、その前の状況を見ても、私がそれをする時間はもちろんなかったし、動機もないんですね。自分がスキャンする、高橋さんに送りたいと思ったんであれば、スキャンするのに邪魔になるホチキスをその事前に留めるはずはないんです。ですのでそれも私が故意でなかったということを証明する客観的な証拠になるのではないかと思った次第です。

赤川》そのホチキス痕については、公判の中で何回かに分けて出されたと思うんです。最初に傍聴席で聴いていたときには、あまりよく意味がわからなかったけれども、正式な書類、要するに16日に出てきたNECさんとダンテックさんの渡された資料は入札参加可能かどうかというのを国循の人に見てもらう資料なわけだから、まさか左に留めて右に留めてみたいなことをしたような資料は提出しないだろうというのが最初の先生からのお話だったかと思います。

でそのあと何回かお話の中であるように、わざわざスキャンするのに外すことはあっても留めることはない。で最初に16日にもらっていたものは必ず左上だけ。なのにダンテックの高橋さんに送ったPDFのものは2箇所というところで、ないと。

桑田》そうですね、私がその入札資料を送ったのではないということになります。

赤川》さっきもお話したように、じゃあ誰かが置いたのか置かなかったのかという話は、はっきりと何にも残ってはいないけれども、明らかに16日にもらった資料をわざわざ引っ張り出してきたわけでは(ないのでは)なかろうかというようなところだと。

動画配信の公開を繰上げ、2018年1月7日(日)にその9までの公開を予定しております。

※判決は2018年3月16日(金)9時45分〜大阪地裁の予定です。

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桑田さんを支援する会では、桑田さんの冤罪をはらすべく動いています。

公判を傍聴するたびに、0.1%を証明する真実が見えてきます。

ぜひご一緒に、その真実を確かめてください。