国循官製談合事件 #国循サザン事件とは?

国循官製談合事件(こくじゅんかんせいだんごうじけん)、 通称「国循サザン事件」は、日本の国立循環器病研究センター (国循)の情報システム保守・運用業務の入札に関し、国循の元情報統括部長が、入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律(いわゆる官製談合防止法)違反の容疑で逮捕・起訴された事件です。

そして、2016年4月27日より公判が開始されることになっています。

奇しくも2016年4月からのテレビドラマでは、松本潤さん演じる刑事専門弁護士が注目される「99.9-刑事専門弁護士-」が始まりましたが、ドラマの世界ではありません。

0.1%の真実を証明するべく、刑事司法の矛盾、冤罪と戦う人たちがいることを、一人でも多くの人に知っていただきたいと思っています。

このブログでは、公判の様子や0.1%の真実を訴える桑田さんの声などを公開していきます。

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【これまでの流れ】

2014年2月
大阪地方検察庁特別捜査部は、国循および株式会社ダンテックに対して家宅捜索を行った。被疑事実は、2012年3月に実施された2012年度国循情報システム保守・運用業務の入札において、国循職員からダンテックに対して入札情報の漏洩があったこととされた。

2014年11月
約10ヶ月の取り調べの結果、特捜部は国循の元情報統括部長とダンテックの代表取締役社長と職員1名の計3名を逮捕。
国循元部長とダンテック社長は被疑事実を否認していたが、2014年12月に特捜部は2名を起訴した。

逮捕時、一部マスコミでは贈収賄の疑いありとの報道がなされたが、現金授受等の利益供与の事実は認められず、贈収賄事件としての立件は見送られた。

2014年12月
両名とも保釈が認められた。

【これから】

2016年4月27日(水) 10:00〜 大阪地方裁判所

初公判は4月27日です。0.1%の真実が埋もれてしまうことのないように、一人の人の人生がねじ曲げられることのないように、真実をしっかりと伝えて行きます。

ドラマの世界で終わらせない。一人の人の人生が、刑事司法の矛盾によってねじ曲げられることのないように!